芸能誌「JUNON」(主婦と生活社)が主催する同コンテストは、1988年にスタートし、これまでに武田真治、袴田吉彦、小池徹平、溝端淳平、三浦翔平、菅田将暉など、多くのスターを輩出。コロナ禍の中での開催となった今回から、オーディション管理ツール「Exam Organizer(イグザムオーガナイザー)」を導入して開催され、初となるオンライン審査も実施された。
イベントには、17158名の応募者の中から勝ち上がった14名のファイナリストと、MCのずん・飯尾和樹、ゲスト審査員の第19回同コンテストグランプリ・溝端淳平とゆきぽよが出席した。
グランプリを受賞した前川さんは、第1次審査ではギター弾き語りでDISH//の『猫』を披露し、溝端から「人生2回目なのかなってくらいしっかりしてる」、ゆきぽよからも「14歳が出すオーラとは思えない。14歳とは思えないくらい堂々としてる」と絶賛されていた。
前川さんはイベント後の囲み取材にも登場。「自信はあったんですけど、まだ実感はあんまりなくて、感謝の気持ちでいっぱいです」と、堂々たる風格で受賞の喜びをコメント。
また、受賞が決まったときの心境を「俺ならできるなっていう自信はあったので、“よっしゃ”って感じでした」と振り返った。
この受け答えに溝端は「中学生とは思えない舞台度胸。大物になる予感がしますね。アドバイスは無いです」とすっかり感心。
もともと俳優業に興味があったところ、母親からの勧めで同コンテストに応募したという前川さんは、「舞台も普通の(テレビドラマなどの)俳優業もできるように。歌って踊って演技してという仕事もしたい」と、今後は俳優として活躍したいと、力強い佇まいで目標を語っていた。
■「第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」受賞者一覧
●グランプリ 前川佑(まえかわたすく) 北海道出身、北海道在住、14歳、中3、179cm、67kg、A型
●準グランプリ 青山凌大(あおやまりょうた) 北海道出身、東京都在住、19歳、大1、175cm、54kg、A型
●審査員特別賞 伊藤佑晟(いとうゆうせい) 京都府出身、京都府在住、14歳、中3、176cm、60kg、A型
●フォトジェニック賞 関隼汰(せきはやた) 千葉県出身、千葉県在住、21歳、大3、174cm、58kg、血液型不明
●明色美顔ボーイ賞 金井丈留(かないたける) 群馬県出身、群馬県在住、19歳、大1、171cm、54kg、B型
●ミュゼボーイ賞 北村一貴(きたむらいつき) 岐阜県出身、愛知県在住、21歳、大3、185cm、63kg、A型